アルコールによる害



お酒は適量であれば気分をリラックスさせ緊張をほぐしてくれる、いわば万能薬といってもいいくらいの効能がありますが、適量を遥かに過ぎて飲酒量が増えると、突然に体に牙を剥いてしまうようになります。
主に肝硬変・肝炎・脂肪肝・肝癌などの肝臓障害として現れてきますが、もちろんそれは氷山の一角にすぎません。
認知障害・記憶障害・脳神経障害・末梢神経障害などの脳への影響から、心臓や膵臓、小腸や大腸・・・。
骨粗鬆症・皮膚炎・食道炎・痛風など、その危険は全身へと広がってしまいます。


さらに適量のお酒による効能は長時間持続しません。
飲酒量が増えれば増えるほど体の機能を鈍らせて、そのうち機能自体が障害になるようになります。
この機能の鈍りや障害は飲酒をやめればいずれ回復しますが、逆に量が増えれば回復は遅れるようになります。
その回復が遅れた状態が継続すると、体に多くの異変が出るようになり病的状態になってしまうのです。


自分がアルコール依存症だと不安になった人は下記に該当してないかどうか確認してみてください。
@お酒を飲むと攻撃的になり、友達や他人と喧嘩をしたりなど迷惑をかけることが多い。
Aお酒を大量に飲んでしまい、急性アルコール中毒などで救急車に乗ったことがある。
B酒気帯び運転や飲酒運転をして捕まったことがある。
以上の行為を何度も繰り返している人は要注意です。

未成年者の飲酒



日本では20歳になるまでは未成年者飲酒禁止法という法律で禁止されています。
にもかかわらず男子高校生の3〜4人に1人は週に1度はお酒を飲むという驚くべきデータがあります。(実際に私も中高生の時は飲酒をしてました・・・)
その理由は「周りの勢いで」「ストレス発散」「コンパだから」などと答える人が多いようでした。


私は2007年の現在26歳ですが、とっくにお酒はやめました。そして未成年者の飲酒は絶対に良くないと思っています。
なぜかと言うと、お酒は人間の成長を妨げるからです。未成年者は成長期の中になる大切な時期、そんな時期にお酒を飲むと身長や体重の伸びが悪くなってしまいますし、女性の場合は生理不順の原因にもなって人生に大きな悪影響にもなりかねません。


そして未成年者の多くに急性アルコール中毒というものがあり、これはお酒を一気飲みなどすると意識がなくなり、場合によっては死亡するケースもある危険なものです。若いときは自分のお酒への体質や量を知らないので、どうしても飲みすぎてしまう可能性があります。
若いうちからお酒を飲みだすとアルコール依存症になりやすいという結果もありますので、もし自分に思い当たる節があればお酒に対してちょっとだけナイーブになってください。

アルコール依存症になりやすい人



アルコール依存症の人はコーヒーやお菓子、精神安定剤や睡眠薬などの薬、それら特定の物質にのめり込む傾向があるようです。
つまり何かを求めることが過剰になるということですが、もちろんお酒もその中の1つに含まれます。正常な人は過剰な行動だと認識すると自分を抑えてセーブできますが、それができない状態までなってしまうのです。
分かりやすく言うと、遊びも仕事も適度にすることができずに、とことん最後までやってしまう傾向にある人のことを言います。


また仕事ができてギャンブル好きな人はアルコール依存症の可能性か高いという面白いデータもあるようで、これも何かにのめり込んでいる証拠だと考えられます。
それが一概に悪いことだとは言いませんが、アルコール依存症にならないためにもなりやすい傾向というものを頭に入れておいてください。